自爆営業は良くないよね、当たり前だけど

2015年11月18日時事

某大手家電メーカーが自社製品の購入せよと社員に事実上のノルマを課しているというニュースを見ました。自爆営業だなんて他人事とはいえ非常に心が痛みますね。ルールを無視してまで企業を存続させる必然性はありませんし、社員を何だと思っているんでしょうね。全くもって理解しがたい。

そもそも法律に抵触しかねませんよね?

労働基準法第24条にこんなことが書いてあります。

賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合又は厚生労働省令で定める賃金について確実な支払の方法で厚生労働省令で定めるものによる場合においては、通貨以外のもので支払い、また、法令に別段の定めがある場合又は当該事業場の労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者との書面による協定がある場合においては、賃金の一部を控除して支払うことができる。

特殊な例外規定はあるものの、賃金は通貨で払いなさいとちゃんと書いてあります。自社製品を半ば強制的に購入させられるなんて現物支給みたいなものでしょう?普通に考えてダメなケースなんじゃないかと思うのですが。さらに場合によっては強要罪に問われるケースもありうるとか。

どうかしてますよホント。

社員は家族でも仲間でもありませんよ

過去の記事でも書きましたが、一般社員は会社のために働いているわけじゃありません。経営陣の家族でも仲間でもありません。むしろ自爆営業みたいなことを強要されたらそれこそ味方であることすら難しいでしょう。

だって完全に喧嘩売られてますよね?

なめられてますよね?それで仕方ないですね、っておとなしく自社製品購入するとかちょっとどうかしています。私ならすぐに会社をやめてしまうでしょう。仕事はあるところにはありますからね。

別に大企業が潰れたって困らないでしょ?

そりゃ一時的には雇用が喪失されるかもしれませんけど、同じタイミングで潰れた企業がやっていた仕事が市場にどっと流れるわけで、その分求人も増えますよね。さらに会社の倒産で失業となれば失業保険も即座に出るわけですから、それで隙間の期間は乗り切ればいいじゃないですか。

むしろちゃんとルールを守って事業運営できない会社はガンガン潰れた方が労働市場も活性化するしふざけた会社もなくなっていくわけですから世の中的にも良いことなんじゃないかと思いますよ。

当たり前のことを当たり前に守るだけです。悪いことなんてありませんよ。

おわりに

正直なところちょっと頭には来ますよね、こういう話を聞くと。サラリーマンだからって理不尽な会社の命令に従う必要はありません。かといってそういう嫌な面から逃れるために自由業でやっていこうとか起業しようっていう話もちょっと違うと思います。サラリーマンはまだまだしばらく働き方の基本であることは動かないでしょうから、サラリーマンでありながら悠々自適な生き方を考えるのが現時点ではベストだと思います。そのためには会社とちゃんと向き合わないといけませんよね!

それではまた!