人間生きていると誰かに勝手に期待されたりもするものです。ビシネスの世界では想定されると言い換えても良いかもしれません。マネジメントをする人間はアイツならこれくらいの難易度の仕事ならこれくらいの期間でこれくらいのクオリティで上げてくるだろう、みたいなね。しかも勝手に成長する見込みを織り込んでたりして。
勝手にされた期待に答える必要など無い
別に仕事じゃなくてもそうだと思うんですけどね。日頃サッカーに興味のない日本人の皆様もワールドカップの時期だけやたら盛り上がって日本代表の活躍に期待してます顔とかするじゃないですか。
プレーがイマイチだったりすると何様のつもりかしら無いけれども選手や監督を叩いてみたりする。どうかと思いますけどね、そういうの。勝負事なんてのはどちらかが負けるものですし、選手も監督もそれこそ相手のチームだって偉そうなことを言う輩の何十倍も真剣にやった結果なわけですからね。
とまぁスポーツの例え話は置いておいて、仕事をしていて期待された(想定された)仕事の量・質に届かなかったからと言ってなんら罪悪感を感じる必要は無いということですよ。
アウトプットで給料もらってんじゃないからさ。
他の同僚がより高いレベルのアウトプットを出していたからと言って、それは別に悪いことでも何でもない。もちろん妥当性のある物差しに従ってアウトプットを評価されて、相対的に評価が低くなるなんてのは全く問題無い話だと思いますが、その点を非難される謂れはまったくないんですよ。
それが例え崖っぷちの瀬戸際であっても
この契約が取れないと会社が潰れる!この納期を守れないと会社が潰れる!部長の首が飛ぶ!課長の首が飛ぶ!
飛べよ(゚Д゚)
そんなギリギリになるような組織一思いに潰してしまえばいいと思うなぁ。そもそも会社が潰れると社員が困るという考え方は間違っている(実際困ることはあるけど)という点と、人は組織のために働いているのではないという点でズレてるよね。
ここ一番の期待!みたいなカレー臭のするシチュエーションであっても、組織を守るための希望として期待されていたとしても、やはり期待に答える筋合いは無いと思う。もちろん気が向いているなら好きにすればいいけれど。
うまくイケば自己陶酔にひたれるかもしれないしさ。
でも基本的には知ったことではないし、まんまと失敗して上司の首が飛んでも気にしなくていいと思う。実際は部下の失敗で上司の首とかほとんど飛ばないしね(*´艸`*)
慣れておくって大事だと思う
とは言え、与えられた仕事は精一杯やろうとしてしまうのも人の性と言うもの。それでいつまでも順調にやっていけるなら悪いことでは無いのかもしれません。
しかし人間そういつもうまくこなせるものではありません。
適度に期待はずれなパフォーマンスでがっかりされるってことに慣れておくことも必要なんだと思います。何もわざと手を抜けとかそういうことをしなくても大丈夫ですよ。時々心の声に耳を傾けて上げれば良いんです。
「あれ、今日すげぇ定時で帰りたくね?」「なんかとてもとても明日休みたいんだけど!」「・・・今日は立ち上がれそうにない・・・。」とかさ。
そういうときちゃんと休んであげましょう。仕事の仕上がりも遅くなって休息も取れて一石二鳥です。アナタに変な期待を掛けていた上司もまぁこんなもんか、って感じになろうというものです。
おわりに
期待に答えられなくても凹まない、って結構大事なことだと思いますよ。冗談じゃなくてね。頑張りすぎなんですよね、日本人は。それこそ21世紀にもなって生きていくのがシンドイとか笑えない冗談ですわ。
他人の期待なんぞガン無視で自分の好きなことだけやって生きていけるべき時代に鳴っていないとおかしいのにもかかわらず気を使って心と体をすり減らして生きていくなんて馬鹿げておりますからな。
今一度心の有り様を振り返って見ても良いのでは無いでしょうか?
それではまた!