仕事をつくる仕事はできない

世の中ざっくり分けて仕事をつくる仕事をしている人と仕事を片付ける仕事をしている人が居るんじゃないかと思うわけでありますが。特に私が生業としているSI業界における仕事を作る仕事ってには忌避感があるわけであります。

仕事をつくる仕事とは

簡単に言えば営業。後は提案だったり企画だったり、プロモーションなんかも含まれる感じでしょうかね。とりあえずそんな仕事をイメージしていただければ。

これらの仕事の特徴を簡単にまとめると

  • 要らないものを売る
  • 出来ないことを出来ると言って作る人を困らせる
  • 客との騙し合い
  • 場合によってはズブズブの癒着

何だこれは(; ・`д・´)

いやま、全部が全部そういう仕事ばっかりってわけじゃないでしょうし、自信を持っておすすめできる商品や企画を満を持してプレゼンして顧客が公平な目線でニーズにマッチしていると判断した結果契約成立!その後の納品やサービス提供でも満足してもらえる、なんてwin-winな仕事も世の中にはあるのかもしれませんけどね。

まー大体そんなわきゃ無いわけで。特に我々のSI業界ではそもそもふわっとした要件にふわっと答えられます!的な契約の下にイマイチなものを嫌々ながら死ぬほど苦労して作り上げて・・・なんて案件の海を泳いでいるわけじゃないですか。

辛い(´・ω・`)

営業・プロモーションは企業の生命線

とはいえ。

今更語るまでもない常識的な話ですが、企業が存続していけるのは提供する商品やサービスの質が重要なファクターであることは否定されるものでは無いものの、実態として営業やプロモーションによって物が売れる、サービスが売れる、契約が取れるというフェーズまで持っていく人たちの力が大きい、と言うかメインなわけで。

世の中汚いってことです(゚Д゚)

だがしかしその生命線であるという点が問題なんだと個人的には思うわけであります。

仕事を作るのに罪悪感を感じる

仕事取れちゃったら実際にこなす人(モノやサービスを作る人)はすげー苦労するんだろうな、ってのがわかっていながら話進めるのって精神的にキツいと思うんですよ。でも会社的にはこの案件ゼッタイ取るぞ!なんて息巻いてたりするんで話盛ってプレゼンして取ろうとするのが営業とか提案とかの仕事なわけじゃないですか。

場合によっちゃ自分で取った仕事を自分でこなすこともあると覚悟しながら。

普通に考えると仕事取れないと会社回んないし給料が貰えるかわからんぞ!?みたいな話になると思いますが、そもそも一生懸命話盛らないと取れない契約や売れない商品って不要なものだと思うんですよね。

労働者に対して適正な労働量と賃金を維持しながら市場のニーズにマッチする価格で提供できないモノやサービスはぶっちゃけ消えてしまって良いし、できない会社は潰れちゃって構わんと思うんですよ。

働く方も簡単に会社辞められて、会社も簡単に潰せるほうが色々健全なんじゃないかな~と思うんですけどね。労働者の質も実はそういう方が上がっていく気もするし。新しいビジネスを閃いた金持ちがなんかやろうとする時に優秀な人材がポロポロ取れる、とかって方が世の中も良くなりそうだし。

ま、現状の世の中はそうなっておらず、潰れたら困る会社で作られるイマイチなサービスを口八丁で取った契約の下にブラックな労働環境で提供しなきゃならんと。

そんな中でも自分がうまく客を騙せてしまったせいで同僚が死ぬかもしれないなんて仕事をするよりは、やるって言っちゃった物は仕方ないな、ということでブツブツ文句言いながら片付けている方がまだ気が楽だな、と自分としては思います。

仕事を作る仕事は罪悪感に苛まれてしまうのでできんな、と。

契約取れたぜ~なんてドヤ顔でくだらない仕事増やしてる人もいたり、場合によっては出来る営業マンだなんてちやほやされてたりするのかと思うとちょっと複雑ですね。

おわりに

ま、仕事なんて無い方が良いに決まってるけど。

僕ら仕事しないで生きていけるほど出来る子じゃないんでね。なるべく働く期間は短くなるように頑張りますが、しばらくは致し方なし。

そもそも仕事は嫌々するものですが流石に罪悪感と戦いながらってのはさすがにシンドイですよね。なるべくブツブツ文句言いながらこなす方の仕事にすり寄って行こうと思います。

それではまた!