縦割りの弊害の尻拭いを一般社員がする必要はない

2015年12月4日仕事観

縦割り組織の弊害なんて使い古された言葉ですけれど。お役所が縦割りなせいで手続きをたらい回しにされるとか、企業の組織が縦割りなせいで動きが鈍いとか違う部署で同じ様なことをしていてパフォーマンスが落ちるとか、そんなのは当たり前の話。今をときめく現役サラリーマンとしては縦割り組織の中で生きる人の話をしたい。

縦割り組織に振り回される現場

縦割り組織の中で働いでいると何が困るか。とにかく面倒くさい。

一つの案件に所掌をまたがる決済が必要だとすれば、この件はA部長、この件はB部長、両方のハンコを両方ゲットしてからC統括部長のハンコが必要になる。とか。

この案件を進めるにはA課長配下のIさんとB課長配下のJさんが必要だけど、A課長もB課長も許可してくれないし、課長の許可が降りないとIさんもJさんも手伝うわけには行かないなぁ~とか。もちろん自分の上司はその間も調整してくれるわけでもなく自分をドヤしつけるだけ。とか。

自分の課のメンバーで仕事を進めていい感じに形になってきたけど突然隣の課から「なんだその話聞いてないぞ!」とか意味の分からない物言いがついて仕事が進まなくなる。とか。

縦割りなセクションの縄張り意識やコミュニケーション不足でとばっちりを食うのはいつだって現場の一般社員です。

会社は好きで縦割り組織を作っている

縦割りな組織が大好きなのは冷静に考えてそのセクションの長、もしくは組織そのものなわけですよ。A課とB課が縦割りなのはA課長とB課長が縦割り大好きだからです。それ以上でもそれ以下でも有りません。

大体現場の人間は若手ですから、おっさん方の与太話は程々にしておいてやっちまえばすぐ終わる仕事じゃないか、と日頃思っていたりするもので。仕事をわかっている現場の人通しが直接話しちゃえば一瞬じゃん!なんてことは意外と明白だったりします。

そこをイチイチ「上を通して」なんていうことをやっているのは組織側の方々が好きで面倒な手続きを決めてその通りやっているに他ならない。

もっと言うとそういうことをキッチリやることで組織と言うのは回っていくものだったりするもので、責任の所在や所掌を明確にしておくというのは複数のセクションを抱えて動く組織には必要だったりもします。

組織というのは好きで縦割っていて、それには曲がりなりにも意味がある。

ということは理解しても良いのではないかと思います。もちろん「縦割りの弊害」という言葉が一般に言われるくらいよろしくないものになりつつあることは事実ですが。

縦割り組織のせいで進まない仕事は進めなくて良い

うってかわってそこで働く現場の人間の目線に立つとどうでしょうか。組織が好きで縦割っていようが知ったことではないですよね。仮に決められた手続きや話を進めるための根回しに時間がかかって仕事が進まなかったとしたら、そりゃあんたがたが縦割っているせいでしょ?というお話。

ここで多くの一般社員たるサラリーマンは間違った発想をしてしまいがちです。セクショナリズムが原因で仕事が進まなかったらそりゃその組織が悪いんです。

あなたは全く悪くない( ゚д゚)

即ち仕事が遅延したら全てそのセクションの長に責任をなすりつけましょう。なすりつけましょうというか長が悪いんです長が。なので調整しないあなたが悪いと言って球をパスして自分は他の仕事でもしていれば良い。

組織が好きで仕事を進めづらい環境を作っているわけですから、当然それなりのペースで仕事をするのはごく自然な話。何の違和感も有りませんし、スピード感が無いことに関して責任を感じる必要性は全くありません。

だって縦割ってる奴が悪いんだもん(๑´ڡ`๑)

そもそも仕事が進まなくて困るのはその組織側であって、雇われサラリーマンは給料さえ貰えれば仕事が進もうが進まなかろうがどうでもいい。そういう意識をちゃんと持つことが大切ですよ。自分の役割を正しく認識する、縦割り組織と同じ発想をしましょう。

おわりに

民間企業だけの話じゃないよなぁ~と思いまして敢えて「会社」という単語を使わずに「組織」で統一してみましたが・・・ちょっと読みづらいですね。適度に読み替えてください。

というわけで仕事中に組織の縦割りに対してイライラするのはそもそも筋違いなのでそのイライラ、もったいないですよ、というお話でした。皆様の来週からのお仕事で少しでもイライラが軽減されれば何よりでございます。

それではまた!