ベルセルク・グリフィスの名言に見る野心的な生き方を否定してみる

2015年12月13日

今回は作者が生きている間に終わらないと思われる漫画でお馴染みのベルセルクから名言をピックアップしてみます。いつもはストレートに言葉を受け取るのですが今回はちょっと逆でコレは納得できんな、というアプローチで。

今回の名言

中世ヨーロッパ的な時代背景でファンタジーを描いたこの作品。鷹の団という傭兵団を率いて戦績を上げて成り上がり、いよいよお姫様とお近づきになろうかというグリフィスという人物がお姫様を相手に夢を語るシーンでのこの一言。

生まれてしまったから、仕方なくただ生きる・・・そんな生き方、オレには耐えられない。

男の生き様って奴かっ(゚Д゚)

とてもカッコイイ言葉です。胸を打つ言葉です。事実心を打たれた人が何人もいるようで、この言葉で検索するとそういったエピソードが綴られたブログなんかも出てきます。

私はあんまり好きじゃぁないのですが。

仕方なくただ生きてますけど何か?

なぜ生きているか、何のために生きているかと問われれば「生まれてしまったから仕方なく」ですよ私は。間違いありません。痛いのとか苦しいのは御免被りたいですが、今日寝ると明日は目覚めませんと言われてもまぁ仕方ないな、そういうこともあるかな、位の軽いノリで生きております。

成し遂げたい何かがある、残したい何かがある、なんて一握りの恵まれた人間だけの道楽ですよ。もしそういった野心のようなものがあるならそれはそれで幸せなことなので是非頑張って欲しいところですが、なかなか普通に生きていく中では難しいんですよね。

会社を作って大きくする、スポーツで世界チャンピオンになる、政治家になって名を残す。その他なんでも良いのですが、人に認められる実績というものは多くの人がそれを目指した上で限られた一握りの人間だけが掴める成果なわけですよね。

それを目指さないことが悪いとは言われたくない。

家族を守るために稼いでくるのが精一杯、自分の食い扶持を稼ぐだけで精一杯。そんな生き方だって十分に誇れる生き方だと思います。生まれてしまったから仕方なく自分にできることを淡々とこなしていく。それで良いじゃないですか。

ただ仕方なく生きていることを否定してはいけない

生まれた家が貧しかったので高校にも大学にも行けなかった、面接が得意じゃなくていい会社に就職できなかった。なんて世知辛い世の中でも自分にできる範囲で一生懸命働いて生きている人はたくさんいるわけで。

野心のある方々にしてみれば「ただ仕方なく生きている」ように見えるのかもしれません。しかしそこを否定されてしまってはどうしようもない。もう精一杯やってるんだもの。誰にも文句を言われる筋合いはありませんよね。自分が精一杯やっているならそれで十分素晴らしい。

自信持って行きましょう(゚Д゚)

おわりに

ただ生きてくのだって大変デスよねぇ。好きで生まれてきたわけでもないのに生きていくのがシンドイだなんて理不尽だなぁ~なんてよく思いますけどもうそれは致し方無い。しかしその上生き方までdisられたんじゃたまったもんじゃありませんな、というお話でした。

Twitterでフォローしてきたアカウントを見るとやたら起業とか独立を煽る名言みたいなのを垂れ流してる奴だったりしてよくそっ閉じしてますけどね。余計なお世話だっつー話です。まぁ彼らは情報商材の営業で稼いでたりするんですけどね(笑)

というわけでみなさまも程々に生きていきましょう。

それではまた!