一般社員は会社のために働いているんじゃない

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会社の業績を上げるために社員それぞれが何ができるか考えよう。組織力強化のために何ができるか社員それぞれが考えよう。最近そんな言葉を職場でよく耳にします。

会社のために仕事をしてるつもりはないんですけれどね。

一般的に言われる管理職と一般社員は雇用契約の内容も労働条件も大きく異なるはず。ただ日本の多くの企業ではキャリアアップのレールとして一般社員の延長上に管理職があるような考え方が一般的になっているような気がします。

私の感覚では両者の間には大きな隔たりがあるものであり、ちょっと違うのではないですか?と思うようなことも多々あります。ちょっとその辺り考えてみようと思います。

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そもそも労働契約とは

wikipediaによると

労働契約(ろうどうけいやく)とは、労働者が使用者に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うことを内容とする労働者と使用者の間の契約である(労働契約法6条)。

とあります。

そりゃそうですね、という話なのですが、素直に解釈すれば仮にある程度の専門性を持った業務を行うとしても、労働者の責務はあくまで労働力の提供であると捉えるものだと思います。正社員として雇用されるときに具体的な細かい作業内容を明記して雇用契約を結ぶことは流石に難しいとはいえ、例えば

  • 毎月100万円の利益を上げること
  • そのための自己投資は厭わないこと
  • 他の社員が同じ実績を上げられるように最大限協力すること

みたいな成果や努力を労働条件に組み込むことは当然できないわけでして。会社と個人の間で交わされる労働契約として常識的な範囲で仕事をするのがあるべき形ですよね。

一方で管理職とは

管理職も会社と労働契約を結んで仕事を行う社員には違いありません。しかし一般的に管理職は使用者の利益を代表するものと考えられ、労働組合への参加も認められません。簡単に言ってしまえば会社側の人間ってことですね。

会社側の人間が会社のことを考えるのは至極当然のこと。一般社員に対する人事権や機密事項に接する監督的地位にあることに対して高い報酬を得ていたりするものですしね。ただ、管理職に昇進する際に労働組合からの脱退や雇用契約条件が変わることに対して了承した上でその地位に付いているはず。

会社の犬になりますと宣言しているはずなのです。

管理職は一般社員の延長にあるものではない

若い社員の育成を行う際にキャリアパスを描けとよく言われるものですが。スキルや能力の成長を思い描くことと、将来管理職になることは全く別に考えることが本来の筋だと私は思います。「あなたもいずれ課長になるのだから。」などと言われた経験もありますが、そうなるのが当たり前だとはちょっと素直には考えられない。勿論能力の多寡でなれるなれないとは別の話としてですよ。

前述の通り管理職になってしまえば一般社員と違って会社の都合で仕事をしなければならないし、それこそ描いてきたキャリアプランなど度外視で理不尽な仕事を押し付けられても何も文句は言えません。

お金さえ貰えればそういったリスクも飲み込める、という人だけが管理職になるべきだと思います。実際私の周りでも管理職任用を断る方もそれなりにいらっしゃいます。

自分はどうしたいのかをちゃんと考えよう

会社に言われるがままに仕事をしていくのが良いのか、あくまで労働力の提供以外は契約の外の話だというスタンスが良いのか。自分にあった仕事の仕方を考えてみるのが良いと思います。社内での生き方は会社からの評価だけが決めるものではない、という感覚も今の時代自然ではないかと思います。

会社の引いたレールの上でしか生きられないという方も大勢いらっしゃることは事実ですけれど。

それではまた!

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