アベノミクスのテーマでもあるデフレ脱却。経済に関してはドがつくくらい素人ですが、労基を守らせるだけで達成できるんじゃないの?と思うわけであります。そんな単純じゃねーよ!というツッコミもあるでしょうが、一国民として語ってみたいのであります。
デフレスパイラルというのがあるじゃないですか
物価下落と利益減少が繰り返される深刻な状況。デフレによる物価の下落で企業収益が悪化、人員や賃金が削減され、それに伴って失業の増加、需要の減衰が起こり、さらにデフレが進むという連鎖的な悪循環のこと。
引用:コトバンク
この「人員や賃金が削減され」ってどういうことかって不当解雇や不当な雇い止め、サービス残業の強要だったりするわけじゃないですか。
そこちゃんと止めようよ(゚Д゚)
- 労働基準法を守ってきちんと賃金を払わせる
- 労働者の収入は増える、製品・サービスのコストは上昇する
- 物価は上昇する
そういうことじゃないの?
もちろんその過程でついてこれずに倒産する会社なんかもあるかもしれませんが、空いた分のパイは他の企業が自然に埋めるわけで、労働者のパイも消費のパイも基本は変わらないと思うのですが。
これダメ(゚Д゚)?
会社が潰れるとか別に大した問題じゃないですよね。雇われの労働者は同業他社に吸収してもらえばいいわけですから。一時的な失業には雇用保険もあるわけですし。
ブラックな経営者のことは知りませんけどね(๑´ڡ`๑)
デフレ脱却のためじゃなくても労基は守ろうよ
当たり前の話なんですけどね。ちょっと突飛な話しますけど、サービス残業とカラ残業だったらサービス残業のほうが罪が重いと思うべきなんですよ。
今の労働者の感覚ってカラ残業は自分たちの犯す罪ですから当事者感覚でやったらヤバい!って素直に思えるけれど、サービス残業は企業側の犯す罪であるが故にあんまり抵抗がない感じじゃないですか?加害者になることには抵抗があっても被害者になることには抵抗がない、みたいな感じですかね。
企業にサービス残業強要の罪を着せてしまうことにも罪悪感を感じましょうよ。
というか例えるならサービス残業は人権侵害でカラ残業はコソドロみたいなもんですからね。罪の重さのスケールが違うと思うんですけど。そう思いませんか?
結局は人件費でしょう?
話を戻しますが、結局物の値段なんて人件費が結構な部分を〆るもんだと思うんですよ。例外はあるにせよ大概のものは。そこを適切に価格に反映させないなんてルール違反ですよ。
もちろん製品であれば資材調達や製造工程の効率化、サービスであれば提供までのプロセスの効率化などで価格を下げる努力をするのは良い事だと思いますよ。でもそこに強引に人件費を削るっていう発想はあってはならないと思うんですよね。
人間は部品じゃない。
そこを守らせたらある程度は物価が上がって然るべきだし、賃金だって上昇できるわけじゃないですか。なぜそこを是正しないのか。
ブラック企業ありきの世の中とか絶対におかしいですからね。
おわりに
世の中わからんことがいっぱいです。でも明らかに間違ったことはちゃんと是正していかないといけないですよね。素人目にもわかることはあるもんです。
それではまた!