毎年この時期になると新成人の奇行の話題で盛り上がるのが恒例になっていますけれど。そうではなくて成人式に行くべきか行かざるべきか迷う人も毎年少なからずいるのではないでしょうか。今日はそんな人のための記事。
そもそも行けない人も多いハズ
地方から東京の大学に進学していて遠くてしょうがないとか、もう就職してしまっていて仕事でいけないとか。理由は様々ですが都合がつかない人もそれなりにはいるはずです。
地元を離れてしまった人がわざわざ地元じゃない思い入れのない自治体の式に参加しても知り合いが居なくてつまらないでしょうしね。
成人式は人生に一度!なんていう人も居ますが人生に一度しか無い事なんて世の中に腐るほど有りますからね。成人式だけが特別なものではありません。その時の自分に取って大事な予定の方を優先すればそれで良いと思います。
ベースはお役所のイベントですからね。日頃お役所がやることをそんなに大事にはしていないでしょう?急に成人式だけ特別扱いしてもねぇ?
同級生に会いたいか
同窓会的なものをやるのがどうやら恒例なんでしょうかね?出身自治体のくくりとなると小学校・中学校の同級生が中心になるのでしょうか。
この場合「出身自治体のくくり」というのがポイントですよね。地元の公立小中学校に普通に通っていたという条件で開催されるということに注意が必要です。
私立受験した人にはあんまり意味が無い
小学校や中学校で私立受験して近隣の自治体にある学校に通うことになってしまうと地元の成人式に行ってもあんまり知った顔が居ない、なんて人も多いことでしょう。そういう人には地元の成人式はあんまり魅力的じゃないですよね。
そりゃ仕方がない。
小学校なら8年、中学校なら5年卒業から経過している
卒業後も何がしか連絡をとっているなら問題なのですが、久しぶりに会うと最早知らない人担っていることが結構有ります。名前が思い出せないとかね。あの探り探りな感じに耐えられる人なら楽しめるんじゃないでしょうか。
物覚えが良くて昔何があったとかちゃんと覚えていて、エピソードトークができれば良いんですけどね。意外とどうでもいいことは覚えていなくてなかなか話のネタも無いものです。
懐かしいアイツが知らないあの人になるのは意外と早い。
お友達は選ぶものだと気づくお年頃
二十歳にもなるとそろそろ現実が見えてくる感じでしょう。ただ同じ地域に住んでいたというだけで同じ校舎に押し込まれていたあの子供時代が実はなかなかの空間だったと振り返れば思うようになるんじゃないでしょうか?


「会いたい人に会う」より「会いたくない人に合わない」を優先するのも決して間違いじゃないですよ。むしろ正解に近いと言って良い。
SNSで簡単に連絡が取れる
わざわざ成人式という有象無象が集まるカオスな空間に行かなくても、仲の良い友人であれば何かの機会にSNSでも使って集まろうと呼びかければそれでイイんじゃないでしょうか。
そうすれば仲の良い人だけで変なのが居ない楽しい場が設定出来るんじゃないですかね。単にお酒が飲みたいだけならそういうほうが楽しいと思いますけどね。
成人式のタイミングを狙って仲の良い何人かを誘う、なんてことも実際は行われているでしょうし。
そもそもめんどくさかったら
現役で大学に進学していたら丁度2年生でしょう?
人生で一番ダメになる時期じゃないか(゚Д゚)
極普通に徹夜でゲームして寝過ごしたりする時期でしょ。起きて時計を見て「嗚呼・・・もうダメだ」って二度寝のパターンもアリアリです。休日ですし。
ま、そんな理由で行かないなんてのも往々にして有ることでしょう、きっと。
行かないと後悔するものなのか
ん~私は行きませんでしたけど全く(゚Д゚)
私がどうだったかはあんまり参考にならないかもしれませんが、行かないで後悔する人は多分「みんなと違うのが嫌」な人なんだと思います。日本人特有の感覚でしょうなぁ。
割りと一般的に多くの人が持っているもの、経験していることを自分だけが持っていない、経験していないことに劣等感を感じてしまうような人は無難に行っておいたほうが良いのではないでしょうか。
友達が居ない人は写真だけでも(゚Д゚)
小中学校時代の友達がいるかどうかはどうでもよくて、大人になってから出会う人、結婚する相手なんかと話をするときに「コレ成人式の時の写真~♪」みたいなアイテムが無いと劣等感に苛まれてしまうと思われるあなたの心を守るための一手ですね!
そんなの要るかなぁ?と個人的には思いますけど。
正直なところイマドキそういうのもう時代遅れじゃない?とか思うんですけどね。実際行かない人も増えているようです。参加率は自治体にもよりますが50%~70%程度だとか。
行って当然、というものではなくなってきているんでしょうね。
おわりに
私の場合は成人式なんて全く迷わず行くようなものではないと思ってましたけどね。ま、人それぞれ価値観は違うものですからお好きなようにしていただくのが良いと思います。
なんとなく気がのらないけど行かないと後悔するもの?なんて思っている人がいたら全然そんなことは無いと思いますよ!という話なので参考にしていただければと思います。
それではまた!