「仕事のために」を言い訳に非人道的な行為をするな

2016年3月26日仕事観

良心の呵責を抑えるために「仕事のため」を言い訳に非人道的なことをしていませんか?もしかしたら完全に心を毒されて自分がやっている悪逆非道な行為に罪悪感を感じなくなっているのかも知れませんね。そんな人間に生きる価値は価値はありませんよね。

自分が語れるのはSI業界の話

ブラックの呼び声高いSI(システム・インテグレーション)の業界に身をおく私。勿論どの業界も頭のおかしいことをやっているのは間違いないのですが、体験でものを言えるのはこの業界の話。

ご存知の方も多いかも知れませんが、この業界はITゼネコンなどと言われるように多重下請け構造で仕事が回っています。実際のゼネコンなどと同じように、大手企業が受注した仕事を下請け下請けを繰り返す形で要員を確保して仕事を進めていきます。

この業界では人は人ではなくモノとして扱われます。

「人月」と「単金」がすべての世界。ものを買うのと同じように人が売買されているわけです。恐ろしい業界ですよ、ホント。

力関係を盾にムリを強いる

顧客は顧客の勝手な都合で一次請けにムリなスケジュールや金額で仕事をしろとふっかけてきます。1次請けの会社(名だたる大企業ですよ)はアタマが悪いのか出来もしないことを出来ると客に宣言して仕事を受けてしまう。

じゃぁ1次請けの会社はどうやって仕事をするかというと2次請けの会社にまたムリをふっかけ、2次請けの会社は3次請けの会社にムリをふっかける。何次請けまであるのかよくわからなくなっている現場もあるでしょう。

こうやって死ぬほど働いても安い給料しか貰えないワーキングプアな労働者が大量に発生するわけですが。まぁこの業界の構造は最早どうしようも無いのでしょう。

問題は無理強いをする人の心

自分ではどんな仕事を頼んでいるかもわからない、どれほど大変なのかもわからない、徹夜しようが体を壊そうがやれ、みたいな仕事の丸投げが現場にはあるわけですが、そんなこと普通丸投げるほうが心を壊すと思いませんか?

なぜ普通のサラリーマンがそんなことを平気で言えるのか。

「仕事だから」という免罪符ですよね。

本来「人を傷つけてはいけない」「人に迷惑を掛けてはいけない」「人の嫌がることをしてはいけない」当たり前の様に教育を受けて育ちます。少なくとも日本では。

しかし仕事をする段になると「仕事のため」ならいくら人を傷つけても構わない、なんてことがまかり通っており、多くのサラリーマンはそれを仕方がないこと、として受け止めています。

あまつさえ無茶振りをされる方もそれを受け入れて無茶な働き方をして心や体を壊してしまったりしている。

ふざけてるのか。

大企業で出世しているような連中は犯罪者と同じ

SI業界に限らずなんでしょうけどね。大企業なる組織の中でのし上がっていく、実績を上げていくということは、非人道的な行いを積み上げ、多くの仲間や下請けを潰してきたというだけの話です。

我々の業界では比喩ではなく本当に殺されてしまった人もゼロではないのでしょう。幸運にも私の身近には死んだ人は居ませんが・・・。それでも心や体を壊してしまった人は少なからず居ますし、自分自身も危ないところまで行った苦い記憶もあります。

人を傷つけてのし上がった奴がでかい顔してるんじゃねぇよ。

本当にそう思います。個人的な恨みがあったり、復讐を遂げたい相手が居るわけではないですが、そういう人種を私の心の中で許すことはないでしょうし、このブログでも度々書いていきたいと思います。

おわりに

人を傷つけるくらいならおとなしく自分の業績を下げればいい。出来ないものは出来ない、責任は上の人間が取ればいい。

責任あるポジションについている場合であっても、所詮は雇われの仕事でしょう。業績が悪いからといってどうこう言われる話じゃぁありません。たかが評価が下がるだけでしょう。

正しい良心に従って仕事をしてクビになるような会社はやめてしまえばいい。

そう思います。私がサラリーマンを続けるのも向こう10年前後になるでしょうけれど、その間は真っ当な矜持を持って仕事をしていたいですね。

それではまた!